treeK’s blog

VOCALOID楽曲の解釈を中心に色々書いていく予定です。

大人になることについて

2017/6/7 私もついに20歳を迎えることとなりました。20年の月日が自分に何をもたらしたのか、次の20年をどう生きるべきなのかなど内省する部分は様々ありますが、とりあえず今回は成人、大人になることについて考えてみました。

 

私が成人したことで何か変わるのか。

日本国憲法の義務について。日本国憲法では三大義務として「教育を受けさせる義務」「勤労の義務」「納税の義務があります。納税はさておき、残りの2つは社会人として、もしくは親としての義務なので、学生の身においては成人しても変わることはないようです。

次に成人になって得る権利と失う権利。得られる権利については、飲酒喫煙ギャンブルや親の同意なく契約出来ること。反対に、少年法が適用されなくなる(実名報道もされる)などでしょうか。

つまり、得られるのもは自由、反対に失うものは社会からの保護でしょうか。今までは、社会若しくは親によって自身の行動は制限されると同時に護られてきました。しかし、今日急にその保護を失い、社会の大海に放り込まれたのです。

 

なにより都合が悪いのが、そのことを誰も忠告してくれないこと。時間が経てば誰もが大人になり、天下り的に自由の権利と保護から剥奪されてしまうこと。

もし成人になるための通過儀礼か、成人になることを選ぶ権利があればいつまでも子供でいることも可能ですね。一時期は、いつまでも子供でいたいそんなことも考えていました。

しかし、時間は止まってくれません。誰も待ってくれません。なら、自分がおとなになってやろうと思っていました

 

先日、新渡戸稲造の『武士道』を読み強く感銘を受けました。特に、義「決断する力」、勇「何事にも我慢強くある精神」、仁「愛情、寛容、同情、哀れみの感情」は実線するべき精神的基盤である。もちろん現代人は武士にはなれませんが、武士の生き方は現代人の生き肩にも通ずるところは多いと思います。

 

今までは、やはり何かに甘えていたと思います。しかし、もう自分以外に護ってくれる殻は殆どありません。

 

私は、甘えず、驕らず、我慢強く、仁や勇などの精神を持った強い大人で在りたい。

 

追記・自分の考えを文字に纏めるのは難しいですね。伝えたいことは半分ぐらいしか文字になりませんでした。ちなみに最後が成るではなく在るなのは、今の自分を捨てて成るものではなく、今の自分の核に必用なものを付け足していくという意味で、自分という人格は在りながらそれを変容させると言う意味で在るを選びました。