treeK’s blog

VOCALOID楽曲の解釈を中心に色々書いていく予定です。

『砂の惑星』ハチ feat.初音ミク

ハチ(米津玄師)の砂の惑星です。歌詞をタイピングしたので用があればお使いください。

www.nicovideo.jp

ニコニコ動画

www.youtube.com

↑ユーチューブ

 

歌詞(動画より引用させていただきました)

 

何もない砂場飛び交う雷鳴
しょうもない音で掠れた生命
今後千年草も生えない 砂の惑星
こんな具合でまだ磨り減る運命
どこにも行けなくて墜落衛星
立ち入り禁止の札で満ちた 砂の惑星

のらりくらり歩き回り たどり着いた祈り
君が今も生きているなら 応えてくれ僕に

イェイ今日の日はサンゴーズダウン
つまり元どおりまでバイバイバイ
思いついたら歩いていけ
心残り残さないように
イェイ空を切るサンダーストーム
鳴動響かせてはバイバイバイ
もう少しだけ友達でいようぜ今回は

 

そういや今日は僕らのハッピーバースデイ
思い思いの飾り付けしようぜ
甘ったるいだけのケーキ頼んで
歌を歌おうぜ
有象無象の墓の前で敬礼
そうメルトショックにて生まれた生命
この井戸が枯れる前に早く
ここを出て行こうぜ

ねえねえねえあなたと私でランデブー?
すでに廃れた砂漠で何思う
今だパッパパッと飛び出せマイヒーロー
どうか迷える我らを救いたまえ


ぶっ飛んで行こうぜもっと
エイエイオーでよーいどんと
あのダンスホール モザイクの奥
太古代のオーパーツ
光線銃でバンババンバン
少年少女謳う希望論
驚天動地そんで古今未曾有の思い出は電子音


戸惑い憂い怒り狂い たどり着いた祈り
君の心死なずいるなら 応答せよ早急に

イェイきっとまだボーイズドントクライ
つまり仲直りまでバイバイバイ
あの混沌の夢みたいな歌 
イェイ宙を舞うレイザービーム
遠方指し示せばバイバイバイ
天空の城まで僕らを導いてくれ 


歌って踊ろうハッピーバースデイ
砂漠に林檎の木を植えよう
でんぐり返りそんじゃバイバイ
あとは誰かが勝手にどうぞ
歌って踊ろうハッピーバースデイ
砂漠に林檎の木を植えよう
でんぐり返りそんじゃバイバイ
あとは誰かが勝手にどうぞ

 

イェイ今日の日はサンゴーズダウン
つまり元どおりまでバイバイバイ
思いついたら歩いていけ
心残り残さないように
イェイ空を切るサンダーストーム
鳴動響かせてはバイバイバイ
もう少しだけ友達でいようぜ今回は
風が吹き曝しなお進む砂の惑星

ミクは死んだ

お久しぶりです。すっかり時間が空いてしまいました。今日は初音ミクのことです、皆さん方の初音ミクはいかがお過ごしでしょうか?

 

 

 

 

「ミクは死んだ」

 

Have you not heard of that madman who lit a lantern in the bright morning hours, ran to the streat and cried incessantly: “I seek Miku! I seek Miku!”― As many of those who did not know Miku were standing around just then, he provoked much laughter. Has he got lost? Asked one. Did he lose his way like a child? Asked another. Or is he hiding in monitor? Is he afraid of us? Has he gone on a two dimension? Emigrated?― Thus they yelled and laughed. The madman jumped into their midst and pierced them with his eyes. “Whither is Miku?” he cried. “I will tell you. We have killed miku―you and I! All of us are murderers! But how did we do this? How could we drink up the sea of cloud? Who gave us the sponge to wipe away the entire horizon? What were we doing when we unchained this earth from its lighting? Whither is it moving now? Whither are we moving? Away from all suns? Are we not plunging continually? And backward, sideward, forward, in all directions? Is there still any up or down? Are we not straying as through an infinite nothing? Do we not feel the breath of empty space? Has it not become colder?  Is not night continually closing in on us? Do we not hear nothing as yet of the noise of the gravediggers who are burying Miku? Do we smell nothing as yet of the divine decomposition?―mikus, too, decompose! Miku is dead! Miku remains dead! And we have killed him! How shall we comfort ourselves, the murderers of all murderers? What was holiest and most lovely of all that the world has yet owned has bled to death under our knives,―who will wipe this blood off us? What songs of atonement, what system shall we have to invent? Is not the greatness of this deed too great for us? Must we ourselves not become miku simply to appear worthy of it? There has never been a greater deed,―and whoever is born after us, for the sake of this deed he will belong to a higher history than all history hitherto!”―Here the madman fell silent and looked again at his listeners: they, too, were silent and stared at him in astonishment. At last he threw his lantern to the ground, and it broke into pieces and went out. “I have come too early,” he said then;” my time is not yet. This tremendous event is still on its way, still wandering―it has still on its way, still wandering―it has not yet reached the ears of men. Lightning and thunder requires time; deeds, though done, still require time to be seen and heard. This deed is still more distant from them than the most distant stars――and yet they have done it themselves!”――It has been related further that on the same day the madman visits his way into several site and there put off single flower aueternam deo. He is said always to have replied nothing but: ”What after all are these cloud now if they are not the tombs and grave marker of Miku?”

  

君たちはあの男のことを、あの狂った男のことを聞いたことがないのか?まだ朝の明るいうち通りに駆け込んできて、次のことをひっきりなしに叫んでいたあの男、“僕はミクを探している!僕はミクを探している!”―ところが路上にはミクを良く知らない人がたくさんいたのでこの狂人はたくさんの笑いを買った。彼は迷子になったのか?一人が言った。彼はキッズになってしまったのか?別の人が言った。それとも画面の中に隠れてしまったのか?対人恐怖症なのか?それとも彼は別の次元に旅行にでも行ってしまったのか?二次元に移住してしまったのではないか?― そういって市場の人々は彼のことをからかった。狂人はしかし彼らの真ん中に飛び込んでいき、突き刺すような眼で彼らを見つめた。“初音ミクはいったいどこへ”彼は叫んだ。“僕が教えてあげよう。僕たちが殺したのだ、初音ミクを―君たちと僕だ!僕たちは皆殺人者だ!だけどどうやって僕たちにこんなことが出来たんだ?いったどうやって僕たちがクラウドの海を飲み干すことが出来ようか?誰が地平線をかき消すようなスポンジをくれたというのだ?この地球を太陽から切り離したとき僕たちは何をやっていたというのだ?そしてこの地球はいったいどこへ向かっているんだ?僕たちはどこへ行くんだ?すべての明かりから離れて?今僕たちはどこまでもを持ち続けているのではないか?後ろへ、横へ、前へ、そしてすべての方向へ?もう上も下もあったものか?まるで無限の無の中でさ迷い歩いているかのようではないか?空っぽな空間の息を僕たちは感じていないか?なんだか寒くなってきたんじゃないか?いつまでも続くような夜が僕たちに迫ってきているのではないか?ミクの墓を掘っている音が僕たちにはまだ聞こえないのか?ミクの腐敗臭を僕たちはまだ感じていないのか?―初音ミク達もまた腐敗するのだ。ミクは死んだ!ミクは死んだままだ!そして僕たちがミクを殺したのだ!いったいどうやって僕たちは、僕たちを慰めればいいんだ?僕たちは殺人者の中の殺人者だ?僕たちのナイフによって、もっとも神聖でもっとも愛おしかったものが死んでしまったのだ、―誰がこの血を拭き取ってくれるというのだ?どんな音が僕たちをきれいにしてくれるというのだ?どのような贖罪の歌が、そしてどのようなシステムを僕たちは発明しなければならないのだろう?このような行いは僕たちにとっては途方もなさ過ぎるものではないか?この行いに自分たちが相応しいことをみせる為だけにも、僕たちが初音ミクにならなくてはいけないのではないか?かつてこれ程までに甚大な行いはなかった、―そして後から生まれてくる子らは皆、僕たちのこの行いのために、より高い歴史に属することになるのだ!”ここまで言うと彼は沈黙し彼の聴衆を黙って見つめた。聴衆も驚いて沈黙し彼を見つめた。ついに狂人は彼の手元のランタンを叩き付け、ランタンは粉々になって明かりは消えた。“僕は早く来すぎた”彼は言った;“僕の時はまだ来ていない。この途方もない出来事はまだここにたどり着いていない、まだ彷徨っているのだ―まだ人間の耳にはこのことが届いていない。雷光が届くには時間を要する;星の光が届くのにも時間を要する;行いもまた、それが見られ、聞かれるまでに時間を要するのだ。そしてこの行いは最も遠い星よりも更に遠くにあるのだ。――だけどそれは彼ら自身がやったことなのだ!”――伝えられることによれば、この狂人はこの日幾つかのサイトを訪れ、そこでミクに永遠の安らぎをと一輪の花を残していったという。いったい何をしているんだと言われると彼は次のような言葉を繰り返したという:“これらのクラウドが今一体何だというのだ、これらの会場はミクの墓、またはミクの墓標以外の何物であるのだ?”

 

 

この内容はニーチェの『狂人』を引用しています。

OUTLAWについての考察

ボカロ曲解釈第一弾!

今回はアトムさんのOUTLAWを考察していきます。ギターサウンドと斜に構えたようなミクさんの声がとてもマッチしている曲です。なぜここまで埋もれているのか...というほどの名曲なのでぜひ一度視聴を

原曲→http://www.nicovideo.jp/watch/nm18560111

歌詞→http://piapro.jp/t/YXur

まず、OUTLAWについて

//outlaw→無法者、ならず者、アウトロー(「無法者風な性格」という意味で使われることが多い)goo辞書より引用、後の文章もダブルスラッシュ内は引用とする//

つまりは、社会から外れたところで生きているということでしょうか?

タイトルの推論はさておき早速、歌詞を書いていきます。意味が分かりづらい場所はその都度、補足します。

//以下歌詞引用//

ah...
僕、透明人間に 
なってしまった
様だ 様だ


誹謗も中傷も全部
肺で詰まった
様だ 様だ


ah...
僕、透明人間に
なってしまった
様だ 様だ


歪な地顔も
今となっちゃ終いだ
そうだ そうだ


ah...
僕、透明人間に
なってしまった
様だ 様だ


不埒な感情も全部             //不埒→道理にはずれ不届きなこと//
見透かされた 
様な 様な


閑静な街に                //閑静→物寂しい//
群れて生きてくんだ
個性も右倣えて

 

ねぇ、
何が良くって
何が悪いのかって
誰に決定権あげたんですか? 
ブッダ


さぁ、行こうか!
足元が陰っても              //陰る→太陽や月が雲などに遮られ転ばぬ先にゃ               て光が薄らぎ、前よりも暗くなる//

何も無いけれど
               

間断に差し当たって         //間断→とぎれること。絶え間。切れ目//
大胆に差し押さえて         //差し押さえる→押さえて動かないように暗澹に差し支えてる          する。おしとどめる//

僕を笑ってよ      //暗澹→薄暗くはっきりしないさま。暗く陰気なさま//

でも、行こうか!
『足音を鳴らせ』と    

聴き慣れた声が       

耳鳴りしてる       //踵を鳴らす→踵は靴の踵を指していて、コンクリートや木の床面を音を立てて歩くこと。周りが静かな時、足音が反響する場合によく使う。急いで歩く時、あせって歩く時、威張って歩く時などに使う//



惰性で廻る 齢十数年を
謳歌して探そう     //謳歌→楽しみ味わうこと。声を合わせて歌うこと。//


いつか 僕が此処に
生きていた意味を

 

so...
君、透明人間に
なってしまえば
良いんだ 良いんだ


未来も過去も
まるで存在さえも
褪せたような


so...
君、透明人間に
なってしまえば
良いんだ 良いんだ


強情で傲慢な   //強情→意地を張って、なかなか自分の考えを変えないこと。君を愛せるのも    傲慢→おごりたかぶって人を見くだすこと//
君自身だ


不意に手繰って          //手繰る→物事をそれからそれへと引き出す//
急に離して
廻り回って痛手だらけ


煮えにたぎって          //激しく憤る//
故意に冷まして          //冷静になる//  
怒りの矛先は僕だけ


呪われてんだ
怨まれてんだ
//『恨む』否定された自分が、または否定した自分が相手や自分を憎み、その思いが執着となって相手に向けている状態だが、まだ意識は相手や自分に飛ばしていない。

『呪う』否定された自分が、または否定した自分が相手や自分を憎み、強い執着となった恨みの思いが相手や自分に意識を飛ばした状態(祈り)//
脳髄から
不幸の末裔は    

 

切り貼る程さ
縫い込む程さ
継ぎ接ぎを笑った


閑静な街に
群れて生きてくんだ
通し番号数えて


もぅ、
何が良くって
何が悪いのかって
誰に決定権 有る訳でもない

 誰彼 皆、咎める訳でもない     //咎める→過ちや罪、欠点を取り上げて責め

 実態                   る。非難する。//


さぁ、行こうか!
馬鹿にしな、若人            //青年//
価値観なんて
十人十色だと


108の煩悩で 
裁断じゃ立ち退いて      //裁断→物事の善悪・適否を判断して決めること//
傍観者決め込んでる    //傍観者→手を出さずに、ただそばで見ていること//
僕を嫌ってよ


でも、行こうか!
全うせよ、仲人           //仲人→人同士の間に入り、

その身体 一つ                人間関係を仲立ちする役割の人//
儘ならぬ事、


惰性で廻る 齢十数年で
『そうか。』と悟るよ


いつか君が此処に 
生きていた意味も


君じゃなくちゃ
いけなかった理由(わけ)も

//引用終了//

 

さて、一番では透明人間と繰り返し表現されてますね。透明人間から推測できるのは、他人に見られたくない、自分を深く見られたくないけど消えてしまいたくはない。(自殺はしたくはない)といったところでしょうか? サビ前までの歌詞から、が誰かに誹謗され、自身の性格も看破されてしまった(そう思っている)ようですね。そこでは、自分で判断することを止めて廻りに流されようとしている。しかし、納得がいかず仏陀(高尚な僧)に問うている。(ここは反語かもしれません)

ここで一転してサビ、今までの陰気な歌詞が嘘のように前向きになります。

臆病で閉鎖的なを外に連れ出そうとしている、ように感じます。

 

 

続いて二番。構成は一番と似ていますが所々違いますね。まず、が出てきます。また、「なってしまえば 良いんだ 良いんだ」と誰かが勧告しているようですね。また歌詞の「強情で高慢な」「不意に手繰って・・・」から自己中心で結局自分が損しているようです。

その先の「怒りの矛先は僕だけ」「呪われてんだ」「不幸の末裔からは」は犯した失敗をに押し付ける、を恨み呪うことしかできない不幸な奴だ、とが言っているようです。

次のフレーズで「継ぎ接ぎを笑った」とありますがこの時点では、継ぎ接ぎとは何なのか?誰が誰に向かって笑っているのか?それとも自傷なのか分かりかねますね。

続いて「もぅ、何が良くって・・・ 実態」は一番の自問に対する自答だと思います。

二サビ。若人と言う言葉が出てきますが、誰を示すのか?僕か、君か、それとも態々上二つを使ってないことを考えると第三者なのか?一通り歌詞を吟味してから再考察したいですね。

 

少々話はそれますが、煩悩について

年越しになると除夜の鐘を108回突きますが、これは煩悩の数を表しているようです。煩悩の数については諸説ありその一部を紹介します

1.1人には感覚を生じさせることで迷いを起こさせる六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)があり、それぞれに好(気持ちがよい)・悪(不快)・平(どちらでもない)の三種を掛けた18の煩悩があると言われています。さらに、この18に浄(綺麗)と染(汚い)の二種を掛けて36、そこに過去・現在・未来の3つの時間を掛けて、36×3=108となると言われています。

2.四苦八苦という言葉から、四苦(4×9=36)と八苦(8×9=72)を足して108の煩悩があると言われています

3昔から日本では「たくさんの」という意味があるものに、8という数字を使っていました。例えば、八百万の神も実際に八百万の神様がいるわけではなく、それくらい無限にいるという意味です。このことから、煩悩の数が108と言われるのも、本当に108あるわけではなくたくさんの数という意味があると言われています。

実際、鐘を突く数もお寺によって違い200回以上突く場合もあるようです。

 

煩悩の意味や由来!なぜ除夜の鐘を108回つくのか? – 豆知識PRESS

 

今まで、が繰り返し出てきましたがその関係性は明記されてきませんでした。家族なのか、友人なのか、恋人なのか、それとも??

ここで「仲人」「その身体 一つ儘ならぬ事」と出てきます。ここから言えるのは今まで言ってきた、とは同一人物なのではないか。つまり、僕と君は多重人格なのではないでしょうかここでの多重人格は身内と外で使い分けるような人格で十面相とかの方が近いのでしょうか。皆さんも場合によって使い分ける人格を持っていますよね?仲人は僕と君を合わせた意識、繋ぎ合わせたものみたいに考えます。こう考えると残りの歌詞も納得がいきます

   

目線で語られる歌詞、臆病で消極的な、それでも勇敢に立ち向かおうとする仲人。「生きている理由を、一緒に歌いながら探そうぜ!」

 君を自分と同じようにしたい、そんなに怒り呪う。そんな合わない二つを笑ってしまう。でも、価値観なんて皆それぞれだろ、もし笑いたい奴がいるなら笑えばいいさ。そんながいて、そんながいての身体だろ。気付いてしまえよ、がいた意味も、が必要だった理由も。

 

つまり、内(僕)と外(君)の人格の違いに悩み苦しむティーンネージャーの歌ではないでしょうか。誰もがそのうちに幾つかの人格を持っていると思います。その一つが消えてしまうわけではないし、それが自分にとって必要なものなのではないでしょうか。だから、消そうとしないで向き合っていこうぜ、とのメッセージを感じました。

 

オマケ・サムネイルの英語

(左上)Let's go! The young man make a fool of an old person. The sence of values is different in each. But please dislike me who lose my nerve in an important place. But please know it. What you are troubled with now. Surely it can be understood.

さぁ、行こうか!

(右上)Me who became invisible man.
Mental abuse cannot be said, either.
Me who became invisible man.
The distorted face also disappeared and was lost.
Me who became invisible man.
Indecent feeling was also perceived.
I live in the quiet town secretly.
Individually was thrown away.
Can the good or bad decide on nobody?
Buddha

誰に決定権あげたんですか?

ブッダ

(下)

Let's go! and a step is pitch-black.
Even if I am troubled with an obstacle.
Even if I committed a real mistake.
Even if I was depressed helplessly.
Still I go. Tell oneself,"I begin to walk"
I enjoy a prolonged life, and let's look for it.
I want to know the meaning that I was born.
Will you become the Invisible Man who is same as me?
Will you abandon the future and a past?
Will you become the Invisible Man who is same as me?
You can love only you.
By the behavior with the mind.
If I make it curt suddenly.
Surely I will be hurt.
I am beside myself for anger.
However, as for the target person, I am alone.
Surely I am a progeny of the misfortune.
I live in the quiet town secretly.
I count a serial number.
Nobody can make decision that I am good and am bad.
However we judge it.
(It leads to the left upper part)

『足音を鳴らせ』と

(左上に続く)

 

 

大人になることについて

2017/6/7 私もついに20歳を迎えることとなりました。20年の月日が自分に何をもたらしたのか、次の20年をどう生きるべきなのかなど内省する部分は様々ありますが、とりあえず今回は成人、大人になることについて考えてみました。

 

私が成人したことで何か変わるのか。

日本国憲法の義務について。日本国憲法では三大義務として「教育を受けさせる義務」「勤労の義務」「納税の義務があります。納税はさておき、残りの2つは社会人として、もしくは親としての義務なので、学生の身においては成人しても変わることはないようです。

次に成人になって得る権利と失う権利。得られる権利については、飲酒喫煙ギャンブルや親の同意なく契約出来ること。反対に、少年法が適用されなくなる(実名報道もされる)などでしょうか。

つまり、得られるのもは自由、反対に失うものは社会からの保護でしょうか。今までは、社会若しくは親によって自身の行動は制限されると同時に護られてきました。しかし、今日急にその保護を失い、社会の大海に放り込まれたのです。

 

なにより都合が悪いのが、そのことを誰も忠告してくれないこと。時間が経てば誰もが大人になり、天下り的に自由の権利と保護から剥奪されてしまうこと。

もし成人になるための通過儀礼か、成人になることを選ぶ権利があればいつまでも子供でいることも可能ですね。一時期は、いつまでも子供でいたいそんなことも考えていました。

しかし、時間は止まってくれません。誰も待ってくれません。なら、自分がおとなになってやろうと思っていました

 

先日、新渡戸稲造の『武士道』を読み強く感銘を受けました。特に、義「決断する力」、勇「何事にも我慢強くある精神」、仁「愛情、寛容、同情、哀れみの感情」は実線するべき精神的基盤である。もちろん現代人は武士にはなれませんが、武士の生き方は現代人の生き肩にも通ずるところは多いと思います。

 

今までは、やはり何かに甘えていたと思います。しかし、もう自分以外に護ってくれる殻は殆どありません。

 

私は、甘えず、驕らず、我慢強く、仁や勇などの精神を持った強い大人で在りたい。

 

追記・自分の考えを文字に纏めるのは難しいですね。伝えたいことは半分ぐらいしか文字になりませんでした。ちなみに最後が成るではなく在るなのは、今の自分を捨てて成るものではなく、今の自分の核に必用なものを付け足していくという意味で、自分という人格は在りながらそれを変容させると言う意味で在るを選びました。

ブログ始めました

ブログ始めました。

 

ブログを始めようと思ったきっかけは、明日成人することです。最近、大人になることについて、ずっとネチネチ考えていました。その一つの答えとして、自分でもなにか形に残せるものを作りたいと思ったのがきっかけです。大人になることについては、別の記事で考察したものを纏めていきたいと考えています。

 

人生初ブログなので、勝手も分かりませんがコツコツやっていけたらいいなと思っています。